保存療法の基本(2)安静にする

投稿日:2013.12.16

藤沢市カルカル接骨院 (整骨院) のブログです。

 

整形外科や接骨院・整骨院などから、特に具体的な治療方法の他に「しばらく安静にしていてください」と言われることがあります。「ただ安静にしているだけで、本当によくなるのか?」と疑問に思われる方も多いでしょう。しかし、この「安静にする」というのは、怪我や病気にかかったときに、一番効果的な治療法です。

 

「安静にする」ことで、多くの場合で痛みが軽くなります。特に急性期には、患部の安静を保つということが、効果的な治療になるのです。

「安静にする」というのは、医療の知識も何もいりません。誰にでもできる簡単な治療法です。しかし、ただ「安静にする」といっても、長く寝ているのがいい、というわけではありません。どんな健康な人でも、安静状態が長期間続けば、筋肉や関節、心肺機能など、心身のさまざまな低下を引き起こしてしまうのです。

 

特に高齢者の方などは、長く寝ていることで、かえって寝たきりになってしまうこともあります。一日中横になっていれば、筋力は1~3%低下するとも、1日で1歳をとるとも言われています。これは、年齢を問わず、若い人でも同じように筋力は低下します。

また、便秘になったり、少し動くだけでめまいがしたりと、重大な弊害を引き起こすおそれもあります。物忘れが多くなったり、気力が低下したりと、精神面での症状もでてきます。

 

「じゃあ、安静にしない方がいいのか?」というとそれも違います。痛みがあるうちは、原則は絶対安静です。十分睡眠をとり、できるだけ患部の負担を軽減し、筋肉の疲労を回復することで、痛みをやわらげることができます。

ただし、ある程度動けるようになったら、無理をしない程度に身体を動かした方がいいでしょう。最近は手術した場合でも、状態が落ち着いたら、早期から座ったり立ったり歩いたりという訓練を始めます。これは「早期離床」といい、早く普通の生活に戻れるようにすることが目的です。

こうやって見ていくと、「安静にする」というのは、最も簡単で、最も難しい治療なのかもしれませんね。

 

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