保存療法の基本(5)神経ブロック療法

投稿日:2013.12.17

藤沢市カルカル接骨院 (整骨院) のブログです。

 

「神経ブロック療法」とは、神経や神経の周辺に局所麻酔薬を注射して、痛みを緩和する治療のことをいいます。

 

整形外科などでは、「痛み」を訴える患者さんに、消炎鎮痛薬を処方されることが多いですが、それでも痛みが続くときは、この「神経ブロック療法」が使用されます。

椎間板ヘルニアや頸椎症の鎮痛目的で活用されることが多く、痛みの原因となっている圧迫されている神経の機能を抑え(ブロック)、痛みを抑えます。

 

方法は、注射で、局所麻酔薬を神経組織に直接作用させます。痛みを抑える麻酔薬が神経に作用し、痛みの刺激が神経を伝わるのをブロックすることで、痛みを取り除いていきます。ここで注入されるのは「局所麻酔剤」か「抗炎症剤」です。

1回、あるいは数回の治療で状態が改善し、痛みが緩和されることで血流が良くなるので、筋肉のこわばりもなくなります。その結果、広がった血管を通して酸素やたんぱく質などの栄養を痛い場所に効率よく運ぶことができるので、痛んだ神経や筋肉を効果的に早く回復させることができます。

 

神経ブロック療法には、 いくつか種類があり、痛みの種類や症状により使われます。主なものは以下の通りです。

 

・硬膜外ブロック注射

脊髄の一番外側の膜の「硬膜」と黄色靭帯の間にある、わずか数ミリの隙間「硬膜外腔」に局所麻酔剤を注入し、神経機能をブロックします。「仙骨部硬膜外ブロック」は硬膜外ブロック注射の中では、比較的安全性の高いブロック注射と言われています。

・神経根ブロック注射

圧迫を受け、痛みの原因となっている神経の根に直接注射針を差込み、その針から「局所麻酔剤」「抗炎症剤」を注入する方法です。

・椎間板内ステロイド注射

椎間板内にステロイド剤を注入し、痛みを抑えます。ただ、この治療法は他のブロック注射と異なり、椎間板内に針を刺す為に、注射針の差し込みやすさには個人差が大きく生じるようです。

 

神経ブロック注射は、注射針を刺すことが痛いという側面もあるので、注射が苦手な人は要注意です。

 

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