頚椎症には2タイプある

投稿日:2014.04.02

藤沢市カルカル接骨院 (整骨院) のブログです。

 

首の骨は、医学的には頚椎(けいつい)と呼ぶのをご存知ですか?

背骨(脊椎)は、24個の椎骨で形成され、上から7番目までの椎骨が頚椎です。椎骨は前方の椎体骨と後方の椎弓(ついきゅう)という骨で構成され、それぞれ、第1頚椎から第7頚椎と呼ばれています。頚椎に続く12個の骨は、胸椎(きょうつい)、その下の5つの骨が腰椎(ようつい)です。

 

交通事故などで強い衝撃を受けておこるのは「むち打ち症(頚椎ねんざ)」です。一方、老化などで腰椎が変形し、腰痛などの症状が現れるように、頚椎にも同様の変形が起こります。この変形した骨が神経を圧迫して、首や肩の痛み、手足のしびれといった症状が起こるのが「頚椎症」です。悪化すると、下肢にも症状が現れ、歩けなくなってしまうこともあります。

 

頚椎の中には、脊髄が通っています。脊髄は脳と全身をつなぐ神経幹で、脳からの指令が脊髄によって伝えられるため、私たちは手足を動かすことができます。

反対に、指先などの感覚が脳に伝達されることによって、熱さや痛みなどを感じることができるのです。頚椎は、この大切な脊髄を保護する役割を果たしています。

 

また脊椎は、椎間孔(ついかんこう)という穴から神経が枝分かれし、手や足のほうへと流れています。この椎間孔から出ている神経を神経根(しんけいこん)といいます。

 

脊髄が圧迫されるか、神経根が圧迫されるかによって、「頚椎症」は2つのタイプに分けられます。脊髄が圧迫されて症状が出るのは、「頚椎症性脊髄症」、神経根が圧迫されて出るのは「頚椎症性神経根症」といいます。

 

臨床的な傾向としては、「頚椎症性脊髄症」は、60歳過ぎの患者が多くを占めています。

一方、「頚椎症性神経根症」は、もっと若い40歳代位でも発症する人が多いのが特徴です。

原因が異なるため、「頚椎症性脊髄症」の症状と、「頚椎症性神経根症」の症状では違いがあります。それぞれについての説明を次回行います。

 

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